防犯について弊社ではこう考えます

近年、日本の治安の悪さは欧米諸国などに近づきつつあります
そしてその犯罪はどんどん凶悪化する一方です
住宅の窃盗件数も急増していますが、窃盗の検挙率は逆に19%と悪くなっています
これは先進国の中でも低くとても深刻な問題です
特に気になるのが犯罪の凶悪化です
窃盗犯いわゆる泥棒や空き巣は侵入し金品を盗むだけでなく私たちの命も奪いかねないのです

先日防犯アナリストの梅本正行氏の講演を聞く機会がありました
最近テレビの防犯関係の番組に多数出演され住宅の防犯対策を強くうったえられている方です
この講演は私にとって我々ガラス屋がいかに防犯対策を皆様に勧めていかなくてはならないかを強く感じさせられるものでした
そして今、日本に防犯対策がいかに必要なのかを背筋の震えと共に感じさせられる講演でした
よく泥棒に入られたお宅にガラス修理にうかがった際
「外国人が小遣い稼ぎのために飛行機で飛んできて泥棒をしてすぐ飛行機で帰っちゃうから捕まらないんだって」
と他人事のように言われるお施主様がいらっしゃいます、そして必ず言われるのが
「家なんて盗る物なんて無いんだからこんな家に入ったって無駄なのに」と笑っておっしゃられます
そのたびに私どもは「泥棒と鉢合わせにならなくて良かったですね」とお話しています
本当にその通りなのです

梅本氏がおっしゃるには最近の捕まった泥棒の約7割が外国人だそうです
台湾窃盗団、韓国窃盗団、香港窃盗団、ベトナム窃盗団、中国窃盗団などなど
特に多いのが中国人の福建省出身者だそうです
密入国の元といわれる「蛇頭」のリーダーも福建省出身だそうです
彼らは日本に窃盗目的でやってきて10年ほどになり今では10〜20程の窃盗団となり首都圏は元より日本各地に進出しています
10年もいる日本で、日本の習慣にも慣れ日本人の防犯意識のなさに目をつけ窃盗を進化させています
「家なんて盗られる物無いから」と笑っている防犯意識の少なさが彼らに甘い汁を与えているのです
彼らにとって日本は宝の山なのです
だから今、世界各地からその宝の山を狙って密入国してきているのです
その中でも今、問題になっているのが「黒孩子(ヘイハイズ)」です
中国は一人っ子政策のため1人しか子供を作ることが許されていません
2人以上子供を作ってしまった場合罰せられるのです
それでもできてしまった子供をどうするのか
日本人なら真っ先におろすでしょう、ばれたら罰せられ年収の何倍もの罰金が課せられるんですから
でも中国人はおろさないのです
授かった子だから殺すことはできないのです
そして国にも届けることの無い無国籍の子供が誕生しています
1000〜1200万人はいるだろうと言われています
国籍が無いんですよ!日本人の子ならそんな境遇におかれたら親を恨みますよね
でも彼らは違う
こんな状況の中「私たちを生んでくれた」「私たちを育ててくれた」そう感謝する国民なのです
「元々無い命の僕らだから、命がけで親に恩返しするんだ」そう考えるのです
そして生活のため親にお金を届けるのです
日本の少年少女が小遣い稼ぎのためにやる犯罪とは訳が違うのです
だから彼らは必死になって窃盗を繰り返します
万が一捕まっても窃盗は国に強制送還されるだけでまた日本に戻ってくるのです

今あなたの財布にいくら入っていますか?
日本人の財布には平均で3万円近く入っているといわれています
家の中にはいくらおいてありますか?貯金通帳やカードや印鑑は家にありませんか?

彼らの年収をご存知ですか?
中堅ランクで年収5万円です
年収が5万なんですよ!
彼らの多くは日常食べるものも無く落ちているものを拾って食べているような世界です
その彼らが「蛇頭」に300万円の借金をしてでも日本にやってくるのです
親に恩返しをするために、そして生きていくために
そんな彼らです
日本で家に侵入し5,000円でもあれば彼らの1か月分いやそれ以上になるかもしれません
日本人の平均に持っている3万円の財布でもあれば半年分、貯金通帳に入っているお金なら下手すれば一生暮らせるのです
ピッキングやガラス破りなどで侵入して盗む金の平均が30万円
それを10件盗めば「蛇頭」に金が返せそして仕送りができるのです

日本人にとって盗られる物が無くたって彼らには宝の山です
「犯人と鉢合わせせず良かったですね」
現在の犯罪の情報を聞いた素直な感想です

ガラス破りやピッキングなど強引な方法で侵入する多くは外国人です
梅本氏によると窃盗団の9割〜10割近くが窃盗の際、拳銃を必ず持っているといわれています
拳銃ですよ
ただの小遣い稼ぎなどではない彼らは窃盗犯罪で命をかけられるのです
「要銭不要命」彼らが常に心に持っている考えです
彼らにとって1番大切なのは金、次が自分の命
我々の命は必要がないのです
人を殺すことを彼らは何とも思っていません
我々日本人の感覚とはまったく違うのです
まさに外国映画でみる風景が日本にあるのです

そして、彼らは窃盗のために多くの時間をかけてターゲットを絞り込みます
その家が何時留守になるか、何時帰ってくるか、家族は何人か、近所付き合いはどうか、防犯対策はどうなっているか、お金はどのくらいあるかなどなど

そして昼でも夜でも関係なく犯行に移します
時には家の中に人がいるのを狙って侵入する者もいるのです
これが一番怖い
拳銃を突きつけ金を出せと脅しガムテープで縛り盗んでいきます
かなりの人がこのガムテープによる窒息で亡くなられています
彼らは私たちに何をするか分からないのです
「家は大丈夫だよ」
「そんなひどい犯罪だったらどうすればいいんだ!」
「何やったって無駄じゃないのか!」
「警察は何してるんだ!」
今まで防犯をお奨めしこれまで書いた事をお話させていただいた方々が必ずおっしゃることです
でも、防犯対策をしっかりやったお宅に侵入した泥棒なんて聞いたことがありません
必ず防犯対策をしない侵入しやすい家が狙われているのです
警察だって一生懸命捕まえています
でも追いつかないんです、1200万人ですよ、1200万人
捕まえても捕まえても次から次にやってくるんですよ
日本の留置場はもう満杯状態です
強制送還する施設も順番待ちのような状態です
窃盗で捕まえた泥棒も順番が来る前に拘留期限が来てしまうケースだってたくさんあるのです
第一泥棒に入る前の泥棒を捕まえるなんてできないでしょ
捕まった窃盗団の遺留品に必ずあるのが拳銃とストップウォッチだそうです
ストップウォッチなんて何に使うの?と、思うでしょ!
窃盗団にとって窃盗は5分が勝負らしいのです
その時間をはかるストップウォッチなんですよ
何故5分なのでしょうか?
それは警備会社が駆けつけて来るまでの時間が5分だからなのです
警備会社は5分以上早く駆けつけては来られないのです
決して警備会社がずさんな訳ではありません
警備会社との契約が無駄なわけでもありません
しかし警備会社と契約していてもそれ以外に防犯対策が無ければストップウォッチを持った彼らに侵入を許してしまうのです
彼らの犯罪を増徴させているのは私たち防犯意識に欠けている日本人なのです
「その防犯対策以上の事をされたら」なんて考えて防犯対策をとらずにいて侵入を許し金品を盗まれただけならあきらめも付きますが愛する奥様や子供たちの命が危険にさらされたらどうするんですか
侵入されて鉢合わせになるだけではないんですよ、
彼らは窃盗をして尚且つ口封じのために女性をレイプしていく事件が後をたたないそうです
レイプされた女性の多くが警察に届けないそうです
最初に言った犯罪発生数のなかに上記の数は入らないのです
また、証拠隠しのため家に火をつけていく事件もおきています
泥棒から財産を守るだけでなく大切な人の体や命を守らなくてはいけないのです
そこまで考えなければいけない時代なのです
だから、少しでも防犯対策をしてください
ドアの鍵をピッキング防止の鍵に交換するだとか、サブロックを付けるだとか、
外部に照明をつけるだとか、外から見やすい塀やフェンスにするだとか
サッシのガラスを防犯ガラスにするだとか、2重にクレセントをつけるだとか
非常ベルをつけるだとか、いろんな方法があるんですよ
3o、4oのガラスは基より網入りガラスや強化ガラスなどはまったく防犯性は無いんです
彼らがそういったところを見逃すはずはありません
「お金がかかるから」なんて言っている前に何かあったらどうするんですか?
あなたの大切な人たちの命を奪われたらどうするんですか?
多くのご家庭で1軒に車が2台以上あるそうです
車は買えるんですよ
でも防犯対策はお金がかかるからってしない
そこを窃盗団が狙ってくるのです